勉強の基礎作りになる運動の物凄い効果11個とは?①(効果⑤まで)

運動には様々な効果がありますが、ここでは勉強に関する効果だけ取り上げます。

効果①:集中力、洞察力が高まる

ジョージア大学で行われた研究によると、20分の軽い運動をした後の3~4時間は認知能、集中力、考察力が高まることが分かりました。

運動によって、脳の血流が改善され、意欲、学習などに関わるドーパミンが放出されるので集中力が持続します。

効果②:長期記憶の強化

運動にはBDNFという物質(神経の栄養となり、神経を育てる物質)が分泌され、BDNFにより神経細胞の増殖が促進され、脳が育ちます。その結果、長期記憶が強化されます。

 

効果③:運動直後から学習機能がアップする

効果②で運動すれば脳が育つと述べました。それは、長期間の運動ではなく、学習機能に関しては、たったの1回でも改善します。2007年に行われた研究によると、最大心拍数の60~70%を保ってたった一回、35分間ランニングマシンで走ったところ、柔軟な考え方をしたり、独創的な思考や解決策を生み出すことに深く関係している認識の柔軟性(遂行機能)が向上することが分かりました。

つまり、たった1回の運動でも学習機能が高まり、勉強の効率が良くなります!!

効果④:頭がよくなる

長期間の運動に効果はないのかと言われると、勿論効果はあります!

運動する人と運動しない人を比べると、運動する人の方が成績が上だった、朝0時限目の体育の授業に参加した生徒たちの成績が17%もアップした。というデータがあります。

効果⑤:作業記憶が良くなる

脳の作業スペースである作業記憶は30代をピークに減少していきますが、運動は作業記憶の改善にも効果があります。ランニングは作業記憶を改善するので、ど忘れを防ぐ、つまり、集中力、思考力、決断力、判断力、学習能力、情報処理能力などの低下を防ぐことができます。

また、裸足で走る方が効果があります。

 

以上5つの効果でした。

残りは次回(?)に続きます。

早く聞きたい、ほかのことに関しても聞きたいという方は以下の本を読んでください。

 

覚えない記憶術

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自分を操る超集中力

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