続ける習慣①(反発期)

今回は、続ける習慣(日本実業出版社、古川武士著)という本を読みました。

気づきは以下です。

私たちの行動の少なくとも95%は、私たち自身の習慣によって決まっているのだそうです。

だから、成果を出す(続ける)には、習慣を味方にする(コントロールする)必要があります。

成果とは、一体何かというと、

仕事で成果を上げる(例:仕事の効率が上がる)、健康を手に入れる(例:禁煙)、収入を増やす(例:資格手当)などです。

この本にはタイプごとの続ける方法(例えば、禁煙なら禁煙を続ける方法<体験談等>)について書かれています。

挫折率

いったん初めてみても、最初の7日間で42%が挫折するそうです(私も7記事で更新いったんストップしました)。

そこを乗り越えても、8-21日目で40%、22-30日で18%挫折するそうです。

でも、30日目を乗り越えたら多くのことは習慣化すると著者は言っています。

習慣化するためにはどうすればよいか?

では、習慣化するためにはどうすればよいのか、解説していきます。

著者は1-7日目を反発期、8-21日目を不安定期、22-30日目を倦怠期と呼んでいます。

ー反発期

反発期の対策として著者は、①ベビーステップで始める、②シンプルに記録する、③毎日続けることを述べています。

<ベビーステップで始める>

ベビーステップとは、赤ちゃんの一歩という意味で、小さく始めるということです。

ベビーステップの方法としては2つあります。

「時間」を小さくする

5分片付ける

15分間読書する

15分走る

など

「ステップ」を小さくする

1つの部屋だけ片付ける

本1ページだけは読む

日記を1行書く

など

です。

ベビーステップにすると①行動ストレスが少ない、②モチベーションに火が付くなどの効果があります。

しかし、私は読んでて、物足りなくないか?と思いましたが、著者は、最初の7日間は、ベビーステップで続けることに意味があるのだそうです。

続けられない人ほど、最初ロケットスタートとかする人いますもんね。

・・・私のことです。

<シンプルに記録する>

記録の効果は、なんとなくをなくし、客観的に、事実を把握できることがメリットです。

例えば、記録なしで節約を初めてなかなか結果が出ないという人は、大抵次のような行動をしているそうです。

・クーラーをなるべくつけない

・スーパーは閉店間際のセールを狙う

・飲み会は安い店を選ぶ

などです。

著者は、まず節約するのなら家計簿(記録する)をつけることが大事だと述べています。

そうすると、客観的に何が無駄遣いになっているのか(ご飯代がかかりすぎているなど)が分かります。

その結果節約できると述べています。

節約だけでなく、例えば時間管理などにも記録は使えます。

このように、定量的に原因を分析できれば、小さな努力で、大きな成果を上げることができます。

他にもメリットがあります。

それは、

行動にムラがなくなる(目標とのズレが分かるなどの理由)、

モチベーションがわく(毎日続けることで自信がわくなどの理由)です。

以上です。不安定期以降については別の記事で書きます。

皆さんもベビーステップで、毎日記録を始めてみてはいかがでしょうか?

私も頑張りますので。よろしくお願いします。